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  • 3.シモネッタ(絵:春_ヴィーナスの誕生)

    ボッティチェリの代表作の一つ「春」はフィレンツェを治めていたメディチ家の息子ジュリアーノの恋人シモネッタを描いたものです。心の優しいシモネッタは町中の誰からも愛されていました。美しいシモネッタのことを愛の女神「ヴィーナス」と呼ぶ人もいました。
    けれどもこの時、彼女は治る見込みのない重い病気に罹っていたのです。ボッティチェリは彼女の美しさを永遠に残すためにこの作品を描いたのです。春の王国を治めるヴィーナスにも、女神たちや大地の精にもシモネッタへの想いが込められています。
    ボッチチェリ

    しかし、この絵の完成を待たずにシモネッタは亡くなってしまいました。ボッティチェリと中の良かったジュリアーノもメディチ家の敵の人たちに殺されてしまいます。
    華やかだったフィレンツェの街も寂れ芸術の中心ももっと賑やかな都市へと流れていきました。
    フィレンツェにとどまったボッティチェリはシモネッタの思い出をもう一度描いてみたいと強く思うようになりました。
    ボッティチェリ
    「春」に描かれたのは大地の実りのなかにいる地上のヴィーナス、「ヴィーナスの誕生」に描かれたのは海の泡から生まれた天上のヴィーナスです。

    一生独身で通したボッティチェリは55歳を過ぎてからは殆ど絵を描いていません。1510年、寂れたフィレンツェの町で65歳の生涯を終えました。
    ボッティチェリのお墓は生まれた家の近くのオニサンティ教会にあります。
    ここには大好きだったシモネッタのお墓もあります。

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    おはなし名画「ボッティチェリと花の都フィレンツェ」の紹介記事

    ボッティチェッリと花の都フィレンツェ (おはなし名画シリーズ)ボッティチェッリと花の都フィレンツェ (おはなし名画シリーズ)
    (1994/05/01)
    西村 和子

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