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  • News from abroad: To woo millennials, museum tour group taps into the digital age

    若者を美術館に呼び込もうという試み、「子供を美術館に連れていくなんて時間の無駄だ」と言うアーティストの話、およびこれらに対する反応などをご紹介します。

    まずは我が家の例から。
    長男(小学二年生)は色々な意味で親の思っていた方向性とは違う風に育っており、勿論、それはそれで良いのですが、一つ、親の思惑通りに(今のところ)きているところは「美術館好き」なところです。
    「今度、美術館に行こう」と言うとすごく喜びますし、美術館でも自分なりに楽しんでいるようです。僕が小学生のときを思うと考えられません。

    2歳のときに「おはなし名画シリーズ」で読み聞かせを始めた頃からゴッホの「ひまわり」とか北斎の「波の絵(富嶽三十六景神奈川沖浪裏)」など、メジャーな絵が好きでした。
    北斎の波の絵とゴッホのひまわり
    普段見慣れた絵が美術館に飾ってあるのを見て目を丸くしていたのを思い出します。
    詳しくはブログの「絵のある子育て実践中」というカテゴリーに書いていますのでよろしければご覧ください。

    さて、ニュース記事の話に入りましょう。まずはこれから。
    To woo millennials, museum tour group taps into the digital age

    若者を美術館に呼び込もうという試みについて書かれています。アメリカでは美術館に行く若者が減っているそうです。日本ではどうなのでしょう?
    Their agenda tonight is to recruit a new generation of museum-goers by helping them have fun once they get there. They say it’s important because of the declining museum attendance by young people.

    メトロポリタン美術館で教育プログラムを監督しているSandra Jackson-Dumont女史は18-33歳のミレニアム世代は正式な教育を受けていないがために美術館に行かなくなったのだと言います。
    Sandra Jackson-Dumont oversees education programs at the Metropolitan Museum of Art. She says many millennials – those between the ages of 18 and 33 – don’t go to museums because they’ve never had the right introduction.

    彼らを美術館に呼び込むためにGray氏は若い美術館愛好家を雇いMuseum Hack社を設立しました。
    彼らは小規模のグループツアーを提供し、従前のものとは全く違うやり方でツアーを盛り上げます。
    彼らのターゲットはミレニアム世代や小さい子供の両親です。
    So how do you get millennials to check into museums, and get them to keep going back? Gray decided to hire young museum lovers like Jessye Herrell and Ethan Angelica, and he created a company called museum hack.
    His company gives small group tours. Their strategy is simple: jazz up the traditional tour by doing something completely different.
    Museum Hack typically caters to Millennials and parents with young children.

    彼らはツアー客を作品と積極的に関わらせます。作品の前でポーズをとった写真をインストグラムやツイッターに投稿することも薦めます。
    We’re gonna get you to engage with the piece of art. Assume the position. We’re gonna hold it for just a second. Friends take photos of friends. We want you to take a selfie with something. We want you to throw something up on Instagram. We want you to you know tweet about something.

    という感じで話は進み、実際のツアーの様子なども紹介されています。
    確かにガイドさんは一生懸命にエンターテインしていますし、否定するわけでもないのですが、「これで本当に若者が美術館好きになるのかな?」という疑問も感じました。

    翌日、さっそく記事にたいする視聴者の反応が紹介されました。結構な反響があったようです。
    Viewers respond to millennial-friendly museum tours

    賛否両論ですが、批判的な声の方が多かったようです。
    「これで子供たちが今まで以上に芸術を好きになったり、鑑賞するようになることはない」ような気が僕もします。
    This won’t make kids like or appreciate art any more or less than they did.

    さて、これに関連して「子供を美術館に連れて行くのは全く時間の無駄だ」と言う芸術家の話。
    One of Britain's more thought-provoking artists has said taking children to art galleries is "a total waste of time". Jake Chapman made his controversial comments in an interview with the Independent newspaper.


    この発言には各方面から批判の声が上がっています。
    「芸術は理解するものではない。経験し、感じるものだ。理解の前に感性が来る。」
    "I don't think art is to be understood. It's to be experienced….It is to be felt. Feeling comes before understanding."

    「子供たちは美術館から多くのものを得る。彼らの視野を広げてくれる。」
    Children benefit a great deal from visiting art galleries and museums. It widens their horizons."

    この批判には僕も完全に賛成です。穿った見方ですが、所謂、炎上マーケティングというのが真相なのかもしれませんね。
    "The formula is simple: When you have an exhibition to promote, say something mildly inflammatory to the press, and watch the column inches…and ticket sales soar."

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    鳥獣戯画 (新・おはなし名画シリーズ)
    Choju Giga in Japanese and English

    (2011/05/01)
    西村 和子

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