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  • 9.お釈迦様の死(絵:平山郁夫「仏教伝来」)

    お釈迦様は45年もの間、人々に教えを説いて歩かれました。しかし、80歳を過ぎたころ、病気になり、死ぬときがきたことを悟りました。
    侍者アーナンダが沙羅双樹の林の間に床を敷き、お釈迦様が身を横たえると不思議なことが起こりました。季節でもないのに沙羅双樹の花が咲き、お釈迦様を慕う人々だけでなく、兎や鼠、リスや象、牛や馬や羊などが集まってきました。
    「私はいつでも、私に会いたいと思う人々の心のなかに現れるだろう」
    そう言うと、お釈迦様は瞑想に入り、静かにこの世を去りました。お釈迦様80歳の2月15日、満月の夜でした。
    お釈迦様が亡くなった後、 仏教はその弟子たちに受け継がれ、アジアの国々からヨーロッパやアメリカにまで広まって行きました。そして、2500年以上たった今も深く人々の心の中に生き続けているのです。
    平山郁夫
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