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  • 5.目が見えなくなっても(絵:エトワール)

    ドガの目は50歳頃からだんだん見えなくなっていきました。
    それでもドガは負けません。記憶を手がかりに彫刻の制作に取り組んだのです。1881年の展覧会には彫刻「14歳の踊り子」を出展しています。踊り子の手を描くためだけにノート一冊全てを使うこともあったというドガの頭の中には踊り子の姿が完全に入っていたのでしょう。

    写真はその踊り子を描いた代表作の一つ「エトワール」(1878年)です。真上から俯瞰した視点で描かれています。撮影用のカメラなどなかった当時としては珍しい視点だったでしょう。ドガは絵を観る人がどう感じるかを常に考えていたのだと思います。
    画面の奥に控えの踊り子やパトロンの男性など、影の部分も描かれているところにドガらしさを感じます。

    1917年、ドガは83歳で亡くなりました。葬式の日、ドガの友達はドガの顔を見て驚いたといいます。生きているときには気難しくて怒りっぽかったドガの顔に優しく静かな微笑みが浮かんでいたそうです。
    ドガ
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    おはなし名画「ルノワールとドガ」の紹介記事

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