2037-10-03(Sat)

ルノワールとドガ


「風景ならその中に入って散歩したくなるような絵を、女の人なら抱きしめたくなるような絵を描きたい。」(ルノワール)
「踊り子たちはたった一日の舞台のために来る日も来る日も練習に励んでいる。画家もこうあるべきだ。」(ドガ)

B4変型判 68ページ 定価 3,058円
 
(ムーラン・ド・ラ・ギャレット)
モネと並んで印象派を代表する画家と言われるルノワールですが、その作品は必ずしも印象主義的なものばかりではありません。ルノワールの印象派としての代表作はこの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」でしょう。ルノワールが35歳のときの絵です。
ムーラン・ド・ラ・ギャレット
ルノワール自身もよく訪れていたというモンマルトルにあるダンスホールの様子を描いています。降り注ぐ光の中から人々の楽しそうな笑顔が浮かび上がってくる優雅な絵です。

(ピアノに寄る娘たち)
51歳のときの作品です。この絵はフランス政府に買い取られました。長い苦労の末にやっと手にした画家としての成功でした。若い頃から好きだったというロココ絵画、親友モネと追求した印象主義、そしてその後、古典主義に回帰したルノワールの集大成とも言える絵だと思います。
ルノワール

(ダンス教室)
ドガは印象派画家たちと活動を共にすることが多かったですが、自身はアトリエでの伝統的な手法で作品を制作しました。ドガはまた、バレエの踊り子を好んで描いたことでも有名です。写真は「ダンス教室」です。
「彼女たちはたった一度の舞台のために来る日も来る日も練習に励んでいる。画家もこうあるべきだ」
その思いが伝わってくるドガらしい作品です。
ドガ
この時代の踊り子は社会的地位が低く、賃金も安くオペラ座の会員(アボネ)にお金で囲われることが多かったそうです。ドガは娘をなんとかアボネの目に止まらせ裕福な生活したいと期待する母親の姿も描いています。

(ベレッリ家の人々)
写真は若い頃、絵の勉強の為に滞在したフィレンツェでお世話になったベレッリ男爵の家族を描いた「ベレッリ家の人々」です。ベレッリ夫妻は現代で言う「仮面夫婦」だったそうです。
醒めた目で現実を抉るようなドガらしさの片鱗を感じさせる初期の作品です。
ドガ

ドガもルノワールも人物を描いて物語を感じさせる画家です。
本書では二人の一生をその画風の移り変わりと共に36点の作品で楽しめます。

本書やその他書籍等を参考に、ルノワールの生涯をこちらに、ドガの生涯をこちらに簡単にまとめています。よろしければご覧ください。

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