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  • 4.バティニョール派(絵:バルコニー)

    マネはパリのカフェで仲間達と日夜議論を交わすようになります。
    カフェがバティニョール街にあったことから彼らは「バティニョール派」と呼ばれました。ここには後の印象派の核となるメンバーが沢山いました。
    「草の上の昼食」に感動して以来、マネを尊敬していたモネ、モネと仲の良いルノワール、マネと同じ生粋のパリジャンで同じような階級出身のドガもいました。
    いわゆる印象派っぽい絵を描いていないドガが彼らと一緒に行動していたこと(それ故にドガを印象派の一員としてカウントすることがあること)に違和感があったのですが、マネを通じて印象派画家たちと仲間になったのだと知って、何となく納得しました。
    マネは歴史画家を目指していたドガに自分と同じように現代生活を描くようにアドバイスもしています。

    数少ない印象派の女性画家ベルト・モリゾも仲間の一人でした。マネはモリゾをモデルにして沢山の絵を描きました。
    「エミール・ゾラ」の肖像に続いてサロンに入選した「バルコニー」にもモリゾが描かれています。
    正装してバルコニーから通りを見物している彼女らの姿も急速に近代化するパリの「今」を象徴しているのでしょう。それが豊かさなのか人間関係の希薄さなのか、人によって感じ方が違うかもしれません。
    モリゾの強い意思を持った美しい目と、使っている色が少ない中、白が印象的な作品です。
    マネ
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