2013-03-09(Sat)

4.心優しいコロー爺さん(絵:真珠の女)

写真はコローが72歳のとき描いた「真珠の女」です。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」と同じポーズをとったこの少女は人々の目を惹き付けました。
コローはこの絵をとても気に入っていて、自分の家の客間に飾っていたそうです。

絵が売れて有名になってもコローは優しい心を忘れず、贅沢もしませんでした。若い画家たちからは「コロー爺さん」と呼ばれて慕われました。
自分はだぶだぶの仕事着に皺だらけのズボンをはきながら、いつも困っている人を助けてあげました。
昔から仲の良かった画家のドーミエがお金に困っていることを知ると誕生日のお祝いに家を買ってプレゼントしたこともあります。
ミレーが亡くなったときは、自分も重い病の床にあったにも関わらず、奥さんにお金を送って慰めています。

そんなコローですが、自分は一生を絵に捧げると決めて、誰とも結婚しませんでした。その代わりに自分の描いた絵を「子ども」と呼んでいたそうです。
コローはミレーの亡くなった1ヵ月後の1875年2月に78歳の生涯を終えました。絵を描くことだけに費やした幸せな人生だったのだと思います。
パリにあるコローのお墓にはこんな言葉が刻まれています。
「コローの心はいつも美しく陽気で、微笑みを忘れることはなく、愛が尽きることはなかった」
コロー
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おはなし名画「ミレーとコロー」の紹介記事
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