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    5.賞賛と批判(絵:落ち穂拾い)

    当時のフランスは貴族やお金持ちと農民や労働者が対立し、パリの市街で何度も大きな暴動が起こっていました。
    このような不安定な政情のもと、農民や労働者を描くミレーを危険視する人たちもいました。
    また、当時のサロンの審査員や批評家は西洋絵画の伝統である歴史や聖書の解釈やその視覚化に芸術的な価値を見出していたため、身近な人々の姿を描いたミレーの絵を嫌う人も多かったのです。
    ミレーが43歳のときに描いた「落ち穂拾い」も、当時は賛否両論を巻き起こしました。

    空間の広がり、透明感のある色使いや色彩の調和、女性たちのひたむきさや気高さが印象的です。
    この絵は「おはなし名画」にも掲載されていますが、絵の説明は殆どないので「落ち穂拾い」の正確な意味は知りませんでした^^;
    当時は貧しい人たちのためにわざと落ち穂を残しておくという習慣があったそうです。この3人の女性たちは収穫が終わったばかりの畑でその落ち穂を一本ずつ拾い集めているのです。
    遠方では農場の主人と男たちが二輪馬車にあり余る麦の束を載せ、積み藁を作っています。貧しい女性たちのコントラストとして彼らを描いたというよりは単なる遠景の一部という気もしますが・・・。

    今では世界中の人々が知っているミレーの代表作の一つです。
    ミレー
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    おはなし名画「ミレーとコロー」の紹介記事

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