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2013-02-07(Thu)

8.小布施での高井鴻山との出合い(絵:八方睨み鳳凰図)

北斎が80歳になる頃に天保の大飢饉があり、多くの農民が餓死し、国中で百姓一揆が起こりました。
江戸でもお上から厳しく質素倹約が命じられ、絵を描くことも贅沢とされるなど暮らしにくくなっていきました。
その頃に知り合ったのが信州の小布施に住む大金持ち、高井鴻山です。鴻山は北斎のために自宅の庭に画室を作り、いつも北斎を暖かく迎えました。
こうして、80を過ぎた北斎は小布施にしばしば出かけるようになります。

北斎最後の作品は小布施で手がけた仏教寺院、岩松院本堂の天井絵「八方睨み鳳凰図(大鳳凰図)」です。
天井一杯に描かれた大鳳凰は今でも鮮やかな色彩を保って、私たちをカッと睨んでいます。
北斎は1849年に江戸の浅草で数え年90歳で亡くなりました。
最後まで絵に情熱を燃やし続け、この世に強い思いを残した臨終でした。
北斎
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おはなし名画「葛飾北斎」の紹介記事

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