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2012-12-06(Thu)

10.最期の晩(絵:カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」)

イエスの素晴らしい話や不思議な力のことは人々の口から口へと伝わっていきました。
初めはナザレの町から偉い人が出たことを人々は自慢に思っていましたが、自分より貧しく身分の低いイエスが多くの人に慕われるのを妬み、イエスの悪口を言うようになりました。
ナザレの人々はある日、イエスを追い出そうと町外れの崖まで引っ張って行きました。
イエスは静かに町から出て行きました。マリアももうナザレの家には帰りませんでした。

最後の晩餐の席でイエスは弟子達の顔を一人ずつ見ながら言いました。
「皆と一緒に最後の食事をすることが出来て嬉しく思います」
食事の途中で弟子の一人ユダがそっと部屋を抜け出しました。お金をもらうためにイエスを殺そうとしている悪い人イエスのいる場所を教えに行ったのです。
イエスは自分がどうなるのか全て分かっていましたが、優しく話し続けました。
「お互いに愛し合いなさい。私があなたたちを愛したように。あなたたちが私を愛しているのなら、私が教えたことをよく守ってください」

その翌日、イエスはユダの手引きにより捕らえられ、死刑を宣告されました。
マリアがイエスの元に駆け寄ったとき、イエスの姿はすっかり変わり果てていました。目は窪み、殴られた頬は紫色に腫れ上がり、頭には茨の冠を被せられ、額からは血が流れています。
「殺せ!十字架にかけろ!」
人々の恐ろしい叫び声がマリアの心を突き刺すようでした。イエスの苦しみはマリアの苦しみでもあったのです。
イエスは十字架を背負わされ、何度も倒れながらカルワリオ(ゴルゴダ)の丘に向かって進みました。マリアは悲しみを堪えてついて行きました。

写真はカルロ・ドルチの「悲しみの聖母」です。
悲しみの聖母
続きはこちらから

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