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    ブリューゲルと村びとたち (新・おはなし名画シリーズ)ブリューゲルと村びとたち (新・おはなし名画シリーズ)
    (2010/07/01)
    小手鞠 るい

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    版画家であり、農民画家であり、風景画家でもある16世紀にネーデルランドで活躍したピーテル・ブリューゲルのもう一つの顔。それはユーモア溢れる絵を描くブリューゲルです。
    おはなし名画シリーズの「ブリューゲルと村びとたち」はブリューゲルの魅力を余すところなく伝えてくれます。

    B4変形 32ページ 定価 2,100円
     
    「怠け者の天国」では食べ物の方から「食べてください」と言って、食べられにやってきます。
    ナイフを刺されたまま走る豚の丸焼き、自分からお皿に乗ろうとする七面鳥、お菓子で作られた屋根の瓦、ソーセージ製のフェンス等々々・・・。
    その誘いに乗ってついつい食べ過ぎてしまうとこの3人のように何をする気も起こらなくなってしまいます。
    ブリューゲルはネーデルランドに伝わる諺をもとにこの絵を描きました。楽しい絵を描きながら欲望に耽ることを戒めたのです。 
    ブリューゲル

    「子どものあそび」では大勢の子ども達が色んなことをして遊んでいます。
    馬とびをしている子。輪を回している子。
    お手玉をしている子。竹馬に乗っている子。
    木登りや水遊びをしている子ども達もいます。
    この絵の中には何と90種類もの遊びが描き込まれています。
    400年も昔のネーデルランドの子ども達の遊びと僕が子どもだった頃の遊びに共通点が多いことに驚きます。
    子どもを描いた名画

    ブリューゲルの絵を見ているとまるで一冊の本を読んでいるような面白さがあります。
    それはブリューゲルが細かいところまで観察して、隅々まで丁寧に描いているからでしょう。
    また、ブリューゲルは自分の描こうとするものに対していつも深い愛情を抱いていました。
    ブリューゲルの話はとても面白く、また怖い話やいたずらも大好きだったそうです。ブリューゲルは絵を通して私たちにわくわくするような話をしたかったのかもしれません。

    「おはなし名画をよむまえに」の「ブリューゲルのバベルの塔」もお勧めです!

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