2011-12-04(Sun)

2.琳派の絆(絵:風神雷神図)

宗達という名から誰もが思い浮かべるのが国宝「風神雷神図」でしょう。
金箔の屏風には風神と雷神、そして雲以外は何も描かれていません。ゆったりとした空間の使い方です。
その広々とした空間を風神は縄跳びでもするかのように走り、風神はダンスを踊っているかのように太鼓を鳴らしています。

屏風は本来、部屋の仕切りや風除けとして使われた生活道具で、角度をつけて折って立てます。
折ることで広がった空間が引き締まり、緊張感が出ているのだという解説もあります。

この絵は後に尾形光琳によって模写され、またその光琳の絵を後に酒井抱一が模写しています。
このことから時代や場所を越えて強く結びついた絆があるとされ、琳派という流派の存在が後に認められたのです。
宗達
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おはなし名画「琳派をめぐる三つの旅」の紹介記事

琳派をめぐる三つの旅―宗達・光琳・抱一 (おはなし名画シリーズ)琳派をめぐる三つの旅―宗達・光琳・抱一 (おはなし名画シリーズ)
(2006/07/01)
神林 恒道

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