2013-03-27(Wed)

1.印象派を代表する職人画家の誕生(絵:縫いものをする女)

オーギュスト・ルノワールは1841年、フランス中部の町で生まれました。お父さんは洋服の仕立て屋を、お母さんは洋服を縫う仕事をしていました。一家の暮らしは貧しく、ルノワールは小学校を卒業すると陶器に絵を付ける職人の道に進みます。
モネと並んで印象派を代表する画家のルノワールですが、その作品は必ずしも印象主義的なものばかりではありません。時代と共に画風は変化しましたし、顧客の好みに合わせて描き分けてもいました。職人ならではの技と言えるかもしれません。

ルノワールは修行時代にルーブル美術館に足繁く通い模写をしています。
ある時、ルノワールがモネをルーブル美術館に連れていくと、モネは窓の外の景色ばかりを眺めていました。このとき、モネは「僕は目に見えるものを見えるままに描きたいんだ」と言ったそうです。二人の絵に対する考え方の違いが窺えて面白いです。
ルノワールは中でもロココ絵画を好んで模写したそうです。いくつかの作品にその影響を見ることができるように思います。

写真は「縫いものをする女」(1879年)です。モデルが誰かは不明ですが、お母さんを思って描いたのかもしれないですね。
ルノワール
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