• 管理画面
  • 1.おぼろげな生涯(絵:白象図)

    俵屋宗達は1600年代の前半に京都で絵屋を営んでいた町絵師ですが、生まれた年も、死んだ年も、家族のことも、どのようにして絵師になったかも、殆ど分かっていません。

    宗達の描いた扇絵は京都で大変人気があり、当時の書の大家・本阿弥光悦と一緒に数々の美しい作品も世に出しています。町絵師でありながら活躍が認められ、朝廷から高い位を授けられています。
    ところが、死後は急速に忘れ去られ、再び宗達に光が当てられるようになるのは大正時代のことです。
    今では琳派の祖とされているのに不思議なものです。

    写真は京都の養源院にある襖杉戸「白象図」です。
    宗達の作品にはどれも一度見たら忘れられない強い個性やユーモアが宿っていますが、特に動物たちはユーモラスです。
    宗達
    続きはこちらから

    おはなし名画「琳派をめぐる三つの旅」の紹介記事

    琳派をめぐる三つの旅―宗達・光琳・抱一 (おはなし名画シリーズ)琳派をめぐる三つの旅―宗達・光琳・抱一 (おはなし名画シリーズ)
    (2006/07/01)
    神林 恒道

    商品詳細を見る
    スポンサーサイト

    2.琳派の絆(絵:風神雷神図)

    宗達という名から誰もが思い浮かべるのが国宝「風神雷神図」でしょう。
    金箔の屏風には風神と雷神、そして雲以外は何も描かれていません。ゆったりとした空間の使い方です。
    その広々とした空間を風神は縄跳びでもするかのように走り、風神はダンスを踊っているかのように太鼓を鳴らしています。

    屏風は本来、部屋の仕切りや風除けとして使われた生活道具で、角度をつけて折って立てます。
    折ることで広がった空間が引き締まり、緊張感が出ているのだという解説もあります。

    この絵は後に尾形光琳によって模写され、またその光琳の絵を後に酒井抱一が模写しています。
    このことから時代や場所を越えて強く結びついた絆があるとされ、琳派という流派の存在が後に認められたのです。
    宗達
    俵屋宗達の生涯トップに戻る

    おはなし名画「琳派をめぐる三つの旅」の紹介記事

    琳派をめぐる三つの旅―宗達・光琳・抱一 (おはなし名画シリーズ)琳派をめぐる三つの旅―宗達・光琳・抱一 (おはなし名画シリーズ)
    (2006/07/01)
    神林 恒道

    商品詳細を見る
    FBのおはなし名画ページ
    カテゴリ
    紹介されているサイト